母子家庭の金銭的な不安と、私の解消法

息子が1歳の時に離婚し、ずっと2人暮らしです。今、息子は中学1年生、私は46歳です。
妊娠7ケ月末まで働いていましたが退職し、離婚するまで働いていませんでした。
離婚後の、月々のやりくりや育児費用・子供の学費などの、金銭的な不安は勿論ありました。
離婚する時には、夫が、息子が20歳になる年月まで毎月定額を養育費として振込む事を
約束してくれましたが、だんだん数か月分まとめてになり、とうとう息子が6年生の8月に
途絶えました。振り込まれなくなってからもう1年以上になります。


夫の暴力・暴言が原因で離婚しましたので、養育費を私からお願いできたわけでもなく、
今も話すのは怖いので、途絶えたからといって請求する気もありません。
頂いた養育費はずっと貯金していましたが、中学入学の準備で、色々と買い揃えたりするのに
初めて使いました。それでも、制服、体育館シューズ、指定バック、ジャージなど、卒業生に
頂いたりして、本当に有難かったです。息子の幼少期や小学生の頃、服は、息子のいとこから
もらっていたので、ほとんど買わずに済みました。


ランドセルと、中学通学用の自転車は、私の両親が買ってくれましたが、それ以外は、
金銭的にも、保育園などの送迎も、子供を両親に預けたり、両親を頼らずにやってきています。
離婚届を役場に出した時、住民票や戸籍関係の書類もですが、一人親家庭に関わる書類も渡され、児童扶養手当一人親家庭医療費受給証の手続きも、離婚後の一連の手続きとして同時にできました。


医療費は、子供が18歳になる年度の年度末まで、親も無料ですし、保育料も無料でした。
就学前に申告すれば、小学校・中学校の学費も、一旦引き落とされますが、ほぼ返金されます。
全ての自治体で、離婚届けと同時に諸手続きができる様になっているとは限らないと思いますが、
何をどう申告しなければならないのかと不安でしたので、役場のご対応が本当に嬉しかったですし、
諸手当を受給できることができて、本当に助かっています。


町のホームページを見てみましたら、高校入学時も一時手当金支給の制度がある様ですので、
自己申告かも知れませんが、是非利用しようと思います。
私は20歳の時に実家の県外に就職を決め、12年半ほど1人暮らしをしていました。
離婚後2ケ月近くは実家に居ましたが、この間にアパートと仕事と保育園を決めました。
実家から1駅離れた駅近くのアパートに引っ越し、今もここに住んでいます。


私は、車を持っていません。運転免許を取得して以来25年間、1度も運転をした事がなく、
運転する事もできません。アパートも仕事も保育園も、徒歩5分程度で行き来できる範囲に
探す事ができました。更に、スーパー、コンビニ、小学校、役場、クリニック、銀行、郵便局までも
徒歩15分はかかりませんので、車がなくても不便はありません。もし、車を持っていたら、
車の維持費にいくらかかるのだろうか、自分の収入で毎月の生活費が足りるのだろうかと
想像がつきません。


離婚後に就いた仕事から1度職場を変えていますが、ずっとパートで働いています。
小学生の間の放課後は、学校敷地内の学童保育に6年間預け、学校外のサッカークラブにも入りました。


それぞれに月会費が勿論かかりました。サッカーでは、ユニフォームは何とか卒業まで着ることが
できましたが、シューズは3~4ケ月毎に買い替えていました。
中学校では陸上部に入っています。ユニフォーム、シューズ、スパイク、ウインドブレーカー、
Tシャツ数枚、ストップウォッチ機能付きの腕時計、半年毎の部費など、一気に出費が続きました。


シューズとスパイクは、あと2年何度か買い替えることになると思いますが、これは仕方ありません。
食料品や日用品など日頃の買い物では、無駄遣いをしない様に月に使う上限額を決めたり、
よく行くお店でポイントカードを発行していれば利用していますので、ある程度定期的に還元されます。
今後も贅沢や無駄遣いはできませんが、一人親家庭に関わる制度を上手に活用し、高校・大学進学に備えていこうと思います。